本書は、人間が食事からどういうふうに栄養を摂取するのか、栄養素の種類、各栄養素はどれくらい人間に必要か、食品に含まれる栄養素はどうなっているのか、などなどを学ぶことで、日々の食生活を見直す事ができる。
とりあえず、最低限の知識として三大栄養素それぞれの役割と摂取比率くらいは把握しておくのがおすすめ。
で、1日に消費するカロリー以下に摂取を抑えれば健康的に痩せる。
極端に炭水化物や脂質をカットすると、体内での栄養素吸収などがうまくできなくなり、結果的に脂肪が燃焼しないとかで痩せないみたいな可能性もある。
やはり基本が一番大事。
栄養学の基本講座 - Amazon.co.jp感想
自分は、この本を読んでから以下を毎日食べるようになった。
- オクラ
- 納豆
- めかぶ
- アスパラ
- しいたけ
理由は、コレステロールが少し高めなので、食物繊維をとりたいのと、野菜類に含まれるビタミンの摂取が足りてないと自覚したからである。
きのこ類は基本的にうまいし、栄養素的にも良いので、しめじ、舞茸、エリンギとかも適度にとっていきたい。
あとは、牛肉、豚肉、鶏肉、魚が1:1:1:1くらいの比率だったが1:1:1:3くらいの比率にするようにした。 (鶏は好きなので、もうちょい多い気もするが…)
特に良かったのは、体内で生成される栄養素の話から意識して摂取する必要のある栄養素がある程度絞れたことと、摂取しすぎによって起きる症状なども知れたことで、何をどう食べたらいいのか献立考えるのも楽になった。
つまり、栄養駆動の献立。
細かい話だが、きゅうりはそのまま食べるとビタミンCを自ら破壊してしまう成分が含まれているため、ほとんどが水分として取り込まれることになるが、酢を加えることで、その破壊する活動を弱めることができるらしい。 だからきゅうりは酢の物になってることが多いのかーとすごく関心した。
ちなみに、似たような本を他にもう1冊読んでみたが、内容のまとめ方が違うだけでだいたい同じことが書かれていたので、まあ書店で適当に取った本を買えば問題ないと思う。
Youtuberとかが〇〇しろとか〇〇するなとか言ってたやつの理由みたいなのが、知識として正しく理解できた気がする。
結構解釈違うことや偏ったこと言ってたやついるなーというのに気がついたので、やっぱちゃんと学ぶのが良いなと思った。
もちろん、入口はYoutuberとかの解説が手っ取り早くて感謝してます。 👍