個人でゲームとか作るときに役に立つかな〜とか思って買って放置してたのですが、ついに読みました。
ゲームメカニクス大全 - Amazon.co.jp読みましたというか、パーッと眺めたというのが正しいかもしれない。
本書の説明
この本は、ざっくりいうとボドゲってめっちゃ種類あって、色々な構成要素が組み合わせていて、それを紹介している。
料理に例えるならレシピ本ではなく、材料のカタログとのこと (親子丼の作り方ではなく、親子丼に入ってる材料は何?って感じ)
その材料(本書では、メカニクスとよんでいる)がどういう組み合わせでおいしく(面白く)なるのか、どういう理由でそうなるのかなどを解説してる。
本書は、メカニクスを一つずつ丁寧にそのメカニクスを使っているボドゲに関する説明をしつつ、どうしてそれが面白い仕組みなのかなどを説明しているため分量がすごい(kindle版で800ページくらいある)
おすすめの読み方
ボドゲ博士になりたい人は、まず本書を読む前に本書に記載されてるボドゲを全部やったほうがいいともう。 (そのほうが説明を理解するのが楽で、解説もスラスラ読めると思う)
自分は、ボドゲは好きで結構色々やってるが、冒頭にも述べた通り個人でゲーム開発する際のヒントとかにならないかな〜と教養として知っておきたいなという感じで読むことにした。
自分は以下のようにして読んだ(全ページしっかり読むには分量がやばい)
- Chapterはしっかり読む(これからどういうメカニクスについて話すのか把握するために)
- 各メカニクスの概要はしっかり読む(自分が知ってる、興味あるメカニクスか把握するために)
- 各メカニクスの解説は、概要や関連するボドゲが知っていたりして気になったやつだけ読むようにした
所感
ターン制だけでも数種類あって面白かった。前にやったあのボドゲのあれはこれか〜みたいな感じで、普通に楽しめた。
Chapter7のエコノミーは、トレードやマーケット、所有権、賄賂、交渉、同盟などなど、ユーザー間のコミュニケーションという文脈で仕事にも活用できそうな気がした。
あとは、ドミニオンのデッキビルドは、改めてよく出来てるな〜と関心するなどした。